
今回は、北九州地区の遠賀郡「芦屋町(あしやまち)」にやってきました!
海に近いこの町は、ほのかに潮風が香ってきそうな、気持ちいい風の吹く場所です。そんな芦屋町といえば、福岡ブランドの「みさき食品」さんですよね。今回は、みさき食品の社長「立花三男」さんに芦屋町を案内して頂くことになりました。
まず最初にやってきたのが、「芦屋釜の里」。お釜と聞くと「ぶんぶく茶釜」を思い出しますね〜。なつかしい。芦屋のお釜は、まさにそのための「茶の湯釜」というお釜だそうです。
ちなみに芦屋釜の歴史をさかのぼると鎌倉時代まで戻っちゃうそうな。室町時代には一世を風靡(ふうび)してしまう人気ぶりで、その歴史は江戸時代初期に終わったと言われているそうですが、その芸術性・技術力には未だに高い評価がされています。
そんな芦屋釜なだけあって、もちろん国の重要文化財に指定されています。しかも、茶の湯釜で指定されている全9個のうち、なんと8個までを芦屋釜が占めているそうです。凄い!
そんな由緒ある芦屋釜の里では、茶の湯を多くの方に体験してほしいとの思いから、大茶室・小茶室と、茶の湯体験のために2つの茶室を解放しておられるそうです。
その茶室からは、優雅かつのどかな日本庭園の風景を楽しめます。これがまた広々としていて(3000坪!)、見回さないと入りきらないほど。当日、茶の湯を体験に来ていた子供たちは、慣れない動作に戸惑いつつも、笑顔で茶の湯の流れを楽しんでいました。
学芸員の新郷英弘さんも熱く語られるように、永い茶の湯釜の歴史が、ここ「芦屋釜の里」に凝縮されています。立礼席から工房や資料館まで、茶の湯の全てが楽しめるスポットとして要注目です。皆さんも是非行ってみて下さいね〜。
さて、次に訪ねたのは芦屋の「芦屋 歴史の里」なるところ。ここには、遠賀川河口に広がる芦屋町ならではの港の歴史がたくさん詰まっていて、ついさっき「芦屋釜の里」で出会った子供たちもその歴史を学びにワイワイガヤガヤ入ってきました。
学芸員の山田克樹さんの熱心な説明に子供たちは終始真剣なまなざし。スタッフもピンとした空気を肌に感じつつ取材を続行。
港の歴史なだけあって、貝塚(山鹿貝塚)で出土した3000〜4000年前の縄文人の人骨や、実寸大の漁船の展示がされてあり、海にあまり馴染みのないスタッフは興味津々で見入ってしまいます。特に人骨の方は、太古に社会的地位を象徴する装身具を身につけた女性のものだったということで、全国的に注目を浴びているそうな。これは一見の価値有りですね。
子供たちに別れを告げて次に訪ねたのは、芦屋といえばコレという人も多いでしょう、その名も「芦屋競艇場」!
競艇の経験ゼロのスタッフ一行は管理課 宣伝係長の中西新吾さんの案内で、ひとまず場内を散策してみることに。芦屋競艇場は今年の7月13日にリニューアルグランドオープンされたばかりで、レース場から見上げるその建物の大きさには圧倒されます。
よーし、ここは体験レポートだし、競艇も体験してみようということで、さっそくチケットを買ってみることに。昔からの漠然としたイメージによると、「これとこれ下さい」と係のおばちゃんに紙を渡して、チケットと交換するのかなと思っていたのですが、さすが時代が違いますね〜。実際には、お金を入れた後、二連単・三連単など、好みの船の順でマークシート風にチェックして機械に挿入するだけというハイテクぶり。(買い方の分からない方には売り場のマークカード指導員さんが丁寧に説明して下さいます。大助かり!)
ビビりのスタッフは何だか人気のあるらしい4番の船を中心に、4−6、2−4、3−4、4−3のそれぞれに期待することにしました。
出てきた券を片手にいそいそとレース場へ向かうスタッフ。エンジンの轟音と水しぶきの音で盛り上がる会場では、すでにチケットを買ったお客さんがわんさかと。そしてゴーサインがいつ出たのかも分からないまま6台が一斉にスタート! おっ、おおっ? 2番がリードし始めた! これは2−4の線が濃厚か? とウッキウキ。その後ろは!? …なんと6番(泣)。でも4番も頑張ってる!
まだだ、まだ終わらんよ!2番はどんどん差を付けて独走状態。その後を必死に追いかける6番。4番は・・!?なんとエンジントラブルなのか途中からノロノロ走行。そりゃないよ〜。流れは変わらずそのまま2−6でゴールイン。いや〜、なんと言いますか絶妙な駆け引きですね。人気・実力・運、この3つの要素で夢を追いかける人々が一堂に会する場所、それが競艇場なんですな〜。ちょっと感動しました。
レースは一瞬で終わるけれど、なんだか余韻にひたれる空気が独特で、味わい深いものがありました(笑)
こういうレース場というと、少人数で楽しむイメージがありますが、芦屋競艇場のレース場の直近には遊具コーナーもあり、お子さん連れや家族連れの方も楽しめます。おひとつ熱いレースを楽しんでみてはいかがですか〜。
芦屋町の歴史やレジャーで楽しんだ後はお腹がすきますよね。ということで、ナビゲーターでもある「みさき食品」の立花さんとお昼をご一緒することになりました。みさき食品さんと言えば、芦屋の代表的な名物「あしやみりん」ですよね。
今回は、このあしやみりんにもうひとつの名物である「あしやんいか」を加えて、贅沢にも海と橋を背景に食べることに。スタッフは事前に用意しておいた七輪をゴソゴソと取り出し、さっそくあしやみりんを炭火焼きにしました。
焼き上がる前から、あしやみりんからジュージューと肉汁?が吹き出してきて、辺りに香ばしい匂いがプンプンと。例のごとく、朝から何も食べていなかったカメラマンは思わず「あ〜、うまそう!」と一言。「残念。至福の時を味わうのは私です」とばかりにつばを飲むレポーター。そしてカメラマンに睨まれつつお食事スタート(笑)
まずは乾杯から、あしやみりんを一口パクッ。ん〜〜〜!? なんだこのウマさは!!少なくともレポーターは過去にこんなに美味しいイワシを食べたことがありませんでした。ご、ご飯だ。ご飯が欲しい!と唸らせるほどの味わい深さは他に類を見ません。
そういえば掲示板にも「ご飯のオカズにぴったり」と書いてあったな〜と思い出しつつ、撮影のことなど忘れてあしやみりんに没頭(笑)レポーターは、何かを食す時には、味わいながらいろいろと美味しさの表現を考えたりするんですが、今回はただひたすら「ウマい!」しか思いつきませんでした。それだけストレートな美味しさと言うんでしょうか。
とにかくこの「あしやみりん」、これはおすすめです! 立花さん!こんな美味しいあしやみりんをいつまでも作り続けて下さいね〜。また飲みながらつまみましょう(笑)
さてさて、夏もそろそろ本番という頃合いですが、海から吹く爽やかな風でリフレッシュできる芦屋町はおあつらえ向きじゃないでしょうか〜。あしやみりんを食べにいくだけでも十二分に価値がありますよ!
芦屋町はイベントも豊富で、最近では7月23日(土)に8000発規模の「あしや花火大会」が。遠賀川の両岸を渡る250mの「ナイアガラの滝」など見どころ満載です。8月25日(木)から8月29日(月)まで、様々な砂の美術品が文字どおり砂浜に展示される「砂浜の美術展2005」が開催されます。
参加者の個性があふれ出た作品群は目を見張るものがありますよ。そして芦屋ならではのイベントとして、芦屋航空自衛隊の皆さんの協力で実現する「航空祭」が10月2日(日)にあります。当日は航空機やブルーインパルスの飛行展示、パトリオットなどの地上展示もあるそうな。飛行機を間近で見るなんて滅多にない機会ですし、他のイベントも含めてこの夏の芦屋町は熱いですよ!
レポートdate:2005.7.15
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