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◆日本初の柿酢メーカー:九州酢造
今回は糟屋郡粕屋町(かすやぐんかすやまち)にやってきましたよ!快晴(かいせい)に恵(めぐ)まれ、絶好(ぜっこう)のレポート日和(びより)です!
粕屋町といえば、まずご紹介しなければならないのが、日本で初めて柿を発酵(はっこう)させた醸造酢(じょうぞうす)「柿酢(かきす)」を商品化したことでも知られる、福岡ブランド「九州酢造(きゅうしゅうすぞう)」さん。本社はJR篠栗線:原町駅の真正面、のどかな雰囲気(ふんいき)のただようステキな場所にあります。
今回は九州酢造さんこだわりのお酢(す)造りを体験させていただけるとのこと!福岡ブランドスタッフは、さっそく社長の案浦龍巳(あんのうらたつみ)さんの案内で、まずはお酢を熟成(じゅくせい)させるための貯蔵庫(ちょぞうこ)に足を運ぶことになりました。
◆果実の芳醇な香りただよう貯蔵庫に潜入!
そこは車で3分ほどの距離(きょり)にあるんですが、意外なことに、中では"あのツ−ンとくるお酢特有の匂(にお)い"がしません。もちろん強い香りは充満(じゅうまん)しているんですが、果物のさわやかな酸味(さんみ)のような芳醇(ほうじゅん)な薫(かお)りなんです。さすが柿酢などの果実酢で有名な九州酢造さんですね〜。
貯蔵庫内はお酢の入った巨大な樽(たる)で敷(し)き詰(つ)められ、柿酢・りんご酢・穀物酢(こくもつす)など、様々なお酢が順調(じゅんちょう)に熟成していく様子を見ることができます。
◆こだわりのお酢作りを体験!
今回レポーターがお手伝いさせていただいたのは、長いもので熟成期間2年以上という長い月日をかけるお酢作りには欠かせない、毎朝晩の熟成観察(じゅくせいかんさつ)作業。案浦さんは、大量のお酢が入った樽(たる)にハシゴをかけ(それだけ巨大なんです!)、テクテクと手際(てぎわ)よく登ると、おもむろに竹の棒(ぼう)を手に取り、お酢の表面をパシャパシャとかき混(ま)ぜ始めました。
あれれ?そんなに浅(あさ)く混ぜるだけでいいんですか?と不思議(ふしぎ)に思うレポーター。案浦さん曰(いわ)く、表面をくまなく泡立たせて立ちのぼる香りで熟成の度合い、あるいは品質の変化が分かるんだそうな。それに加えて、お酢の表面に万が一雑菌(ざっきん)がついても、元来(がんらい)お酢には殺菌効果(さっきんこうか)があるため、外気にさらされる上澄(うわず)みの部分をかき混ぜれば、お酢のパワーで品質が保たれるとのこと!なるほど、お酢の力を信じてのチームワークというわけですね!
この表面をかき混ぜる作業ですが、一見すると楽そうに見えて実は大変なんですよ〜。レポーターが感じたのは、まず"くまなく泡立たせる"というのが難(むずか)しい・・!直径2メートル以上はあろうかという巨大な樽だけに、手元でパシャパシャ水遊びするだけでは全然泡が行き届きません。それなりのパワーとスピードが必要なんです。へなちょこレポーターの腕力(わんりょく)では全体の3分の2に行き渡らせるのがやっとでした・・(汗)こんな大変な作業を毎朝晩365日欠かさずされている九州酢造さんのお酢への愛情に脱帽(だつぼう)です!
◆可能性が広がる九州酢造さんのお酢作り!
そして、体験のあとに特別に見せていただいたのがブルーベリー酢の樽。現在発酵中という樽には、熱を逃がさず通気性が良いというムシロが何重にも重ねられていて、案浦さんがそれをめくるとムワッという生暖(なまあたた)かい熱気と同時にブルーベリーの豊かな酸味が辺りに広がりました。表面にはブルーベリー酢らしく紫色の発酵菌(はっこうきん)が薄(うす)い膜状(まくじょう)に広がってがんばってくれているご様子。お酢が生きているのを目撃(もくげき)した貴重(きちょう)な瞬間(しゅんかん)でした。
ブルーベリーの他にも、九州酢造さんでは"赤ブドウ酢"などの珍しいお酢も開発中なんだとか。なんでも、お酒になる果物なら何でもお酢になるそうです。これからも匠(たくみ)の技を生かして、いろいろな美味しいお酢を作り続けてほしいですね〜。
◆熟練の技に感嘆!箱詰め体験
さて、舞台(ぶたい)は本社に戻って、次なるは箱詰(はこづ)め作業です!ビンごとに個包装(こほうそう)する今回の柿酢の場合は、まずお酢を箱詰めして、さらにその箱を敷き詰めていく2ステップ。手際の良さが問われる作業です。案浦さんに手順を伝授(でんじゅ)していただき、さっそく職員の平野美知子さんと並んで作業開始!
最初にビン用の箱を組み立てて大箱に敷き詰めます。これが簡単(かんたん)なようで、仕切りにひっかかってスムーズに箱がハマらない!平野さん方向をチラ見すると箱はスポスポとありえない手早さ。カメラマンに再三「(にやけながら)遅いね〜。」とヤジを飛ばされ奮起(ふんき)するレポーターでしたが、おいそれと手を抜くわけにもいかず、初っぱなから圧倒的(あっとうてき)な差です!
続いてビンのフタがきちんと閉まっているかを確認して箱詰めし、パンフレットを挿入(そうにゅう)するんですが、ここでも平野さんの手際の良さは尋常(じんじょう)ではなく、レポーターがチラ見するたびに、ビデオの早送りでもしたかのように急激(きゅうげき)に作業が進んでいきます。平野さんがまるで長距離走を全速力でかけぬけるアスリートのように思えてきます・・。
自分が遅いんじゃない、平野さんが速すぎるんだ!と必死にプライドの守りに入るレポーターでしたが、悲しいかな、現実はその差3倍以上という言い逃れようのない結果だけが残りました(笑)レポーターが必死に1箱詰めている間に3箱以上・・、熟練(じゅくれん)の技に魅(み)せられたひとときでした。平野さん、今度から師匠(ししょう)と呼ばせてくださいね!(笑)
お酢作りから箱詰めまで、こだわりの一端(いったん)を拝見(はいけん)させていただいて大満足のスタッフ。レポーターは案浦さんの愉快(ゆかい)なトークに最後まで笑いっぱなしでした(笑)この楽しい雰囲気から九州酢造さんの美味しいお酢が生まれるんですね〜!見学にたくさんの方が訪れるというのも納得(なっとく)です!九州酢造さん、お忙しい中いろいろとありがとうございました!
レポートdate:2006.5.19
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