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◆粕屋町のシンボル:駕与丁池を囲む憩いの場
糟屋郡(かすやぐん)は粕屋町(かすやまち)の観光スポットといえば、まず筆頭(ひっとう)にあがるのが、春日市の白水大池(しろうずおおいけ)・直方市の感田池(かんだいけ)と並んで"筑前三大池(ちくぜんさんだいいけ)"のひとつに数えられる「駕与丁池(かよいちょういけ)」です!
粕屋町のシンボルとも言えるこの池の周囲は4.2195キロメートルと、あの大濠公園(おおほりこうえん)の2倍以上の長さ!そして勘(かん)のいい方はお気づきでしょう。そう、フルマラソンの距離(きょり)42.195kmのちょうど10分の1なんです!
池の周り一帯は、四季折々(しきおりおり)の自然の営(いとな)みが1点に集約された地域の憩(いこ)いスポット「駕与丁公園(かよいちょうこうえん)」となっていて、池の周囲を走るユニークな距離の遊歩道(ゆうほどう)は、みなさんの気持ち次第で、のんびり楽しむおさんぽ道から本格的なジョギングコースへと早変わり!
そして筑前三大池のひとつと称(しょう)されるだけあって、その豊かな自然の恵みから、池の中にはコイやブラックバス、ナマズ、果てはスッポンまで生息しているそうな!自然の美しさに惹(ひ)かれてか、お魚たちをねらってか水鳥もたくさん飛んできます。園内には池に棲(す)む水鳥の観察小屋が2ヵ所もあるんですよ!
そしてお魚を狙(ねら)うのは何も水鳥だけではありません。お魚の種類の豊富(ほうふ)さでも知られるこの駕与丁池は、県内でも有数の釣(つ)りスポットなんだそうな。面白いのが、あまりに釣り人が頻繁(ひんぱん)に来るので、慣(な)れきった水鳥たちがお魚をおすそわけしてもらおうと、釣り竿(ざお)のそばで虎視眈々(こしたんたん)と狙っている光景(笑)そんな不思議(ふしぎ)な関係を見られるのも、ここの魅力(みりょく)のひつとかもしれませんね。
また、この公園にはアスレチックなどの遊具(ゆうぐ)が豊富で、地元の子どもたちにも大人気!取材当日もどこかの幼稚園児らしき大勢(おおぜい)の子どもたちがワイワイとにぎやかそうに楽しんでいました!
そして最大の見所のひとつ「バラ園」では、赤・白・黄色と色とりどりのバラが咲(さ)き乱(みだ)れ、初夏の新緑に映(は)えるすばらしい風景が広がっています。遠く離(はな)れたところでも、吹き抜けるやわらかな風がほのかにバラのエッセンスを運んでくれ、えも言われぬ心地よさです。入り口のアーチをくぐれば、そこはもう別世界。まるで童話(どうわ)の世界に迷い込んだような嬉(うれ)しい錯覚(さっかく)に酔(よ)いしれますよ〜!
◆誰しもうらやむ?粕屋町総合体育館
この見所いっぱいの駕与丁公園の中で一際目立つ白いドームがひとつ。巨大メロンパン?はたまた地球を攻(せ)めに来たUFO?それとも安直(あんちょく)に野球場?・・いえいえ、これは粕屋町が誇(ほこ)る総合体育館「かすやドーム」。
県内に公共の体育館はたくさんあると思いますが、ここまで充実(じゅうじつ)したところも少ないでしょう!東京ドームと同じ材質のテントドームで、屋内でも昼間は照明のいらない明るさ抜群(ばつぐん)のメインアリーナ(客席数:約750)。それに負けず劣(おと)らずの広々空間を存分(ぞんぶん)に生かしたサブアリーナに全天候型(ぜんてんこうがた)温水プールアリーナ、珍(めずら)しいところでは武道場や弓道場、本格的なマシンジムを供えたトレーニング室など、こんなに盛(も)りだくさんでいいんですか?と聞きたくなるほどの充実ぶりです。
そのため、町内はもちろん、福岡市内からの利用も多いそうな。その証拠(しょうこ)に、メインアリーナでは福岡市東区の博多高校3年1組のみなさんがバスケットボールで大盛り上がり!元気いっぱいパワフルな松澤友樹(まつざわともき)くんを中心に、いつもこの体育館を利用されているそうです。ああっ、若さって本当にいいものですねえ・・(遠い目)。また、トレーニング室も設備(せつび)の良さから好評(こうひょう)で、スリムアップから筋力アップまで、目的に合わせて効果的に運動できる憎(にくい)い設備が揃(そろ)っています。
そして新鮮だったのが弓道場!平日昼間ということもあり、残念ながら利用者はいらっしゃいませんでしたが、日頃あまり目にする機会(きかい)のない弓道の世界に触(ふ)れる意味でも興味深(きょうみぶか)い体験(たいけん)でしたよ!映像中のレポーターが弓を射(い)るフォーム(見よう見まね)にはツッコミ無用でお願(ねが)いします(笑)
ともあれ、こんな充実したスポーツ施設が身近にある粕屋町近郊のみなさんがうらやましいかぎりですね!みなさんも粕屋町観光ついでにここで汗を流すのもいいかもしれませんよ〜。ぜひぜひ!
◆お子さんも大喜び!充実の町立図書館
さて、最後にご紹介するのは、町立図書館(ちょうりつとしょかん)と歴史資料館(れきししりょうかん)がひとつになった複合施設(ふくごうしせつ)「粕屋フォーラム」。薄(うす)い水色で統一された外観(がいかん)がさわやかなこのスポットの1階は、蔵書(ぞうしょ)約16万冊(その内12万冊が館内収蔵)という「町立図書館」。
ここは児童書が豊富(ほうふ)なのも特長のひとつで、その数も約2万冊と親御(おやご)さんには嬉(うれ)しいかぎり。それどころか、充実の一般書に加え、雑誌(ざっし)215種、新聞も15社分と、来館者のいろんなニーズに応えられるステキな品揃(しなぞろ)えです。
なんでも、粕屋町の約3.8万人という人口からすると、この町立図書館の利用率(りようりつ)は全国的にも高いそうで、町内の方はもとより、わざわざ福岡市内から足を運(はこ)ぶ方も多いようです。
出生率(しゅっせいりつ)の高い粕屋町だけあって、利用者の25%は30代のママさん(パパさん)で、ボランティアの方々の協力で開催(かいさい)される小さいお子さん向けの「おはなし会」も大好評だそうな。多いときは1度に60名も参加されるんですよ!凄(すご)いですね〜。
それと何より、この図書館は採光(さいこう)がすばらしく、入り口そばから奥(おく)に向かうにつれて徐々(じょじょ)に本棚(ほんだな)の背が高くなっているんです。そのため、図書館特有の窮屈(きゅうくつ)な感じが全くなく、明るく開放的なゆとり空間で読書を楽しめるというわけですね。
窓の外には「せせらぎ公園」なる水と緑の癒(いや)しスポットもあり、読書で疲(つか)れた目を安らげるのにうってつけ!まさに至(いた)れり尽(つ)くせりの図書館スポットです。
◆まるでギャラリー!ステキな歴史資料館
2階は同じく町立の「歴史資料館」。粕屋町で出土した郷土資料(きょうどしりょう)を旧石器時代から近現代まで分かりやすく展示(てんじ)したオススメスポットです。まず驚(おどろ)いたのがその明るさ!図書館の明るさにも驚きでしたが、痛(いた)みやすい歴史資料の展示館で(四方のうち)1面がガラス張(ば)りという大胆(だいたん)な造(つく)りなんて、なかなかお目にかかれなません!
というのも、ガラスは紫外線(しがいせん)をカットする特殊仕様(とくしゅしよう)、おまけに蛍光灯(けいこうとう)も紫外線をほとんど発生させないものを選んだことで実現できた構造(こうぞう)なんだそうな。そのおかげで、歴史資料館というよりは"ギャラリー"という表現がしっくりくるような明るいムードになっています。
子どもたちが来やすい環境作りを重視されているこの施設の展示は、歴史の授業が始まる小学校高学年の背丈(せたけ)に合わせた高さで、大人の視点からも斬新(ざんしん)な印象(いんしょう)を受けるユニークなもの。内容も粕屋町で有名な平塚古墳(ひらつかこふん)の石棺(せっかん)レプリカや私財をなげうって粕屋町を渇水(かっすい)から救った英雄:長卯平(ちょう・うへい)の映像資料をはじめとする、地元愛を感じられる象徴的(しょうちょうてき)なものばかり。しかも、模型類(もけいるい)は職員(しょくいん)の方が自(みずか)ら手作りされる熱の入れようです!
また、展示が可動式で、レイアウトや展示内容なども柔軟(じゅうなん)に変えられるため、来るたびに新しい発見がある心憎(こころにく)いスポットなんですよ!図書館と合わせた「粕屋フォーラム」として一度ご覧(らん)あれ!
レポートdate:2006.5.19
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