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◆若松区の大自然が息づく「高塔山公園」
北九州市若松区のシンボル的な存在:高塔山(たかとうやま)。標高124メートルのその山頂にあるのがご紹介する「高塔山公園」。自然を生かした15ヘクタールもの広大な空間には見所が満載(まんさい)で、特に展望台(てんぼうだい)が要チェック!若戸大橋(わかとおおはし)、洞海湾(どうかいわん)、戸畑(とばた)や八幡(やはた)の街を一望(いちぼう)できるパノラマ風景は一見の価値(かち)ありです。
心地よい風に吹かれながら眺(なが)める海と街並みはもちろん絶景(ぜっけい)ですが、どうもこの公園にはトンビさんが住んでいる様子で、展望台から景色を撮影(さつえい)していると、しきりにフワフワと気持ちよさそうに飛んでいる場面に出くわします。ボ〜ッとトンビを観察(かんさつ)するのも悪くないですね(笑)
この高塔山公園、見所は何もパノラマ風景(ふうけい)だけではありません。公園をかこむ一帯はアジサイの群生地(ぐんせいち)としても有名で、6月中旬には、なんと36,000株もの色とりどりのアジサイが見頃に!これを逃す手はないということで、毎年6月の第2・3日曜日には「若松あじさい祭り」なるイベントも開催(かいさい)され、"緑"をキーワードにした様々なステージイベントやフリーマーケットなどが盛大(せいだい)に行われているそうな。
ほかにも、全国の県木(けんぼく)で日本地図を形作るユニークな森林庭園(しんりんていえん)や、万葉集(まんようしゅう)で詠(よ)まれた草木を集めたという万葉植物園(まんようしょくぶつえん)など、おさんぽコースとしての魅力(みりょく)もたっぷり。
ひととおり歩き回ったら、休憩(きゅうけい)がてら売店兼茶店の「高塔庵(たかとうあん)」で軽いお食事もいいですよ〜。ここは手作りのおでんが名物で、(しん)芯までダシが染(し)み込んだトロントロンなダイコンが評判(ひょうばん)とか。ひとたび口に入れればジュワッと消えてしまうような、その口溶(くちど)けダイコンにレポーターもメロメロ!
口溶けと言えば、これまた名物のかき氷も見逃せません。ブロック氷をきめ細かく削(けず)り取る昔ながらのかき氷機を使用されていて、その出来映えはまるで粉雪(こなゆき)のよう。人肌の体温でフワリと溶けるやさしい口当たりのかき氷。今ではなかなか味わうことができません!わざわざこのかき氷を食べに山を登ってくる方も少なくないそうな。さすがです!
たっぷり自然を楽しんで、最後は高塔庵のおでんとかき氷で締(し)める。まさに至福(しふく)の一時でした!
◆あまりの美観に仙人も我を忘れる「仙凡荘」
「自然に美を最大限に生かした美観(びかん)に、仙人(せんにん)も凡人(ぼんじん)も我(われ)を忘れて遊ぶというので、仙凡荘(せんぼんそう)の名が生まれた」と若松市の歴史書に記されているように、景観(けいかん)の美しさからその名がついた自然庭園(しぜんていえん)「仙凡荘」。
こちらのスポットは、その昔、此口貞雄(あざさだお)さん御夫妻(ごふさい)が余生を楽しむための自然庭園として、約3万坪の土地に自(みずか)ら梅をはじめとした様々な花木を植えて整備(せいび)したもの。御夫妻が亡くなられてからも、地元の人々が中心となって「仙凡荘友の会」が結成され、植梅運動(しょくばいうんどう)などが続けられてきました。
その甲斐(かい)あって、現在では初春になると梅(およそ1000本!)、初夏にはアジサイ(800本)、秋には紅葉、冬は雪景色と、四季を通じて楽しめるステキな観光地としてたくさんの方に親しまれています。
風景を楽しめるのはもちろん、豊かな自然を求めて野鳥が時折顔をのぞかせたり、夏場にはカブトムシやクワガタも登場したりと、自然観察(しぜんかんさつ)にも最適なスポットです!とにかく植物の種類が多く、この木・この草は何なんだろう?と考えるだけでも1日が終わってしまいそうな勢(いきお)いです(笑)みなさんもぜひ!
◆海沿いの魅力炸裂!千畳敷と遠見ケ鼻
北九州市若松区と言えば門司区に次ぐ九州の最北端(さいほくたん)エリア。海沿いなのは言うまでもありません。中でも、脇田から岩屋まで10km余りの響灘(ひびきなだ)に面する北海岸エリアは、絶勝(ぜっしょう)の地「玄海国定公園(げんかいこくていこうえん)」の玄関口といったところ。
まず、ここで注目したいのは干潮時(かんちょうじ)に板状(いたじょう)の岩盤(がんばん)を見せる「千畳敷(せんじょうじき)」。見頃は日が落ちる前の4〜5時といったところでしょうか。頃合いになると、それまで隠(かく)れていた岩肌(いわはだ)が徐々(じょじょ)に顔を出し、海のキャンバスに自然の芸術を描き出します。
そして、名前どおり、畳(たたみ)をびっしりと敷(し)いたような岩礁(がんしょう)のくぼみが天然の水槽(すいそう)に早変わりし、ヤドカリや巻き貝、小魚、イソギンチョクなど小さな海の生き物が住まう、まるでミニ水族館のよう。一度見だしたら全部の水たまりをのぞき込みたくなること間違(まちが)いなしです(笑)あまり沖の方で没頭(ぼっとう)してしまうと満ち潮(しお)で帰り道が狭(せま)くなってしまうので十分に注意してくださいね!
そして、ここから北西へほどなく進んだところにあるおすすめスポットが「遠見ヶ鼻(とおみがはな)」。長年の波風の浸食(しんしょく)を受けてできた芸術的な岩肌と一面に広がる海と空、そしてそれらを優しく見守る真っ白な「妙見埼灯台(みょうけんざきとうだい)」との色のコントラストが美しく、あたかも一枚の絵画を切り取ったような風景が目の前に広がります。
青空の魅力(みりょく)も捨(す)てがたいところですが、ここはやっぱり日が落ちる間際(まぎわ)の幻想的(げんそうてき)な夕景色(ゆうげしき)が目玉ですね!徐々に夕陽が海原(うなばら)を赤く染(そ)めていく様子は感動(かんどう)もの!撮影時(さつえいじ)にはカップルが何組も訪(おとず)れるなど、デートスポットとしても広く知られているようです。お願いして後ろ姿のカットをいただきましたが、いや〜絵になる絵になる!
レポーターとしましては、この美しい大自然を背景に、お二人の愛が深まることを祈(いの)るばかりです(羨)ともあれ、この遠見ヶ鼻は気軽に自然の雄大さを感じられるおすすめスポット!ぜひぜひ。
レポートdate:2006.9.8
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