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◆安産の神様を祀る「宇美八幡宮」
かつて神功皇后(じんぐうこうごう)が第15代:応神天皇(おうじんてんのう)を無事出産されたという伝説とともに、安産・育児(あんざん・いくじ)の神様を祀(まつ)るお宮として親(した)しまれている「宇美八幡宮(うみはちまんぐう)」。ここでは樹齢(じゅれい)2000年以上と言われるご神木(しんぼく)「湯蓋(ゆぶた)の森」「衣掛(きぬかけ)の森」(いずれも国の天然記念物)をはじめ、境内(けいだい)には数多くの巨大な樟(くすのき)が生(お)い茂(しげ)り、この地に眠る宇美町の歴史をやさしく包み込むような、自然の雄大さを感じられるスポットです。
安産祈願(あんざんきがん)の信仰(しんこう)があつく、出産を控(ひか)える妊婦(にんぷ)さんや安産のお礼参(れいまい)りをされる御夫婦(ごふうふ)など、日々たくさんの方が参拝(さんぱい)に訪(おとず)れているそうな。境内奥の湯方社(ゆのかたしゃ)には"子安(こやす)の石"と呼ばれるお守りの石が奉納(ほうのう)され、安産祈願の妊婦さんがそれを持ち帰り、無事安産を迎(むか)えた暁(あかつき)にはその石と子どもの名前を書いた別の石とを奉納して子どもの成長を祈願するという習(なら)わしがあるんだとか。取材当日にも、生まれたての赤ちゃん連れで、名前入りの石を奉納されるご家族を見かける場面も。御夫婦のとっても幸せそうな表情(ひょうじょう)に思わずこちらもニコリ。こんな心温まるシーンに出会えるステキなスポット「宇美八幡宮」。安産祈願でなくてもぜひ足を運びたいお宮さんですよね!
また、こちらでは春の「子安祭(こやすまつり)」、秋の「放生会(ほうじょうや)」といった祭事(さいじ)も行われ、その際(さい)に奉納される"宇美神楽(うみかぐら)"は必見!県の無形民俗文化財にも指定されている、その力強くも華(はな)やかな舞(まい)とそれを盛(も)り立てるにぎやかな笛と太鼓(たいこ)の音色(ねいろ)、そして心に迫(せま)る神話の物語り。気が付けばその独特な世界に引き込まれている自分を発見しちゃいますよ〜!こちらもあわせてぜひ!
◆夢のひととき「放生会+商工まつり」
安産・育児(あんざん・いくじ)の神様をお祀(まつ)りしている「宇美八幡宮(うみはちまんぐう)」。日々、安産祈願(あんざんきがん)の参拝客(さんぱいきゃく)でにぎわう中、境内(けいだい)が黒山の人だかりになる秋の大祭「放生会(ほうじょうや)」と地元宇美町商工会が主催(しゅさい)する「商工まつり」。毎年10月15・16日はこの2大イベントを一度に楽しめる夢のひとときです。
放生会とは、すべての生き物を慈(いつく)しみ、殺生(せっしょう)を戒(いまし)め、秋の実りに感謝(かんしゃ)する神事(しんじ)のひとつ。お祭り当日は視界いっぱいに露店(ろてん)がひしめき合い、焼き鳥やフライドポテト、焼きトウモロコシなどお祭りならではの食べ物に加え、金魚すくいやクジ引きなど趣向(しゅこう)を凝(こ)らした出店が勢揃(せいぞろ)い!境内は美味しそうな匂いとお客さんの楽しそうな表情であふれかえります。このお祭りでは安産を願う気持ちがいっぱい詰(つ)まった名物"子安餅(こやすもち)"なる焼き餅が大人気で、地元青年団の方々が「よいしょぉ、よいしょぉ!」と威勢(いせい)良く餅つきに励(はげ)む場面にも遭遇(そうぐう)。つきたて・焼きたてのお餅をイソイソと買い求めるお客さんが後を絶(た)ちませんでしたよ〜。
境内の奥(おく)では、宇美町商工会主催の「商工まつり」の特設会場が用意され、どのお店も長蛇(ちょうだ)の列!うどんやカレー、おでんなど露店とは一味違(ひとあじちが)ったメニューが大好評で、そのどれもがボリューム満点の大サービス!中でも酒販組合が作る手羽(てば)の唐揚(からあ)げは下手をすれば1時間待ちという想像(そうぞう)を絶(ぜっ)する人気ぶり!カラッと揚(あ)がった香(こう)ばしい衣と(ころも)絶妙(ぜつみょう)な塩加減、そして肉の旨味(うまみ)が舌を魅了(みりょう)してやまない行列も納得(なっとく)の味わいでした。
そして食べ物以外にも、イベントステージでは有名歌手の公演(こうえん)やダンスショー、自由参加の早食い競争(きょうそう)など多彩(たさい)な催(もよお)しものが行われ、足の踏(ふ)み場もない黒山の中、その人出の勢(いきお)いが衰(おとろ)えることは最後までありませんでした!いやはや、放生会と商工まつりの最強タッグ、恐るべしです!
レポートdate:2006.10.15
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