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◆県内最古級「光正寺古墳公園」
県内の前期古墳(ぜんきこふん)の中でも最も古いとされる糟屋郡宇美町(かすやぐんうみまち)の「光正寺古墳(こうしょうじこふん)」。その規模(きぼ)は相当なもので、ちょっと小高い丘に登った程度ではその全体像すらつかめないほど!古墳は標高(ひょうこう)40メートル以上の丘陵地(きゅうりょうち)に作られた前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)で、全長約54m、後円部径約34m、前方部幅約21m、後円部の高さ8mと糟屋郡内のものでは最大級とか!
発掘調査(はっくつちょうさ)ではたくさんの貴重(きちょう)な遺品(いひん)が出土したほか、周辺は1999年から2000年にかけて復元整備(ふくげんせいび)され、現在はのどかな史跡公園(しせきこうえん)となって、地域の方のいこいスポットとして親(した)しまれています。うれしい誤算(ごさん)だったのは、歴史的に貴重な古墳が進入禁止にされることもなく、自由に登れるよう解放(かいほう)されている点!ピクニックや犬のさんぽ、ひなたぼっこなど目的にあわせて歴史情緒(れきしじょうちょ)にひたりながら過(す)ごすゆとりの時間。なんとも贅沢(ぜいたく)ですね〜。
古墳の頂上からは宇美町のパノラマ風景を楽しめるクライマックスも待っていますよ!そこから見下ろせる可愛らしい5分の1大の模型古墳(もけいこふん)も見逃せません。
◆宇美町の歴史を網羅する「町立歴史民俗資料館」
たくさんの遺跡(いせき)が点在する宇美町の歴史を網羅(もうら)する「町立歴史民俗資料館」にやってきました。安産(あんざん)の神様で知られる宇美八幡宮(うみはちまんぐう)のすぐお隣(となり)にあるこちらのスポット。館内は1階の考古展示室(こうこてんじしつ)と民俗展示室(みんぞくてんじしつ)、2階の町民ギャラリーとに分かれ、それぞれ宇美町ならではの見所が満載(まんさい)!
考古展示室では、県内最古級の光正寺古墳(こうしょうじこふん)など、宇美町を代表する遺構(いこう)から出土した貴重(きちょう)な品ばかりが集められていて、全国でもここでしか見られない蜻蛉型鞘金具(とんぼがたさやかなぐ)や、顔の形をしたユニークな土器をはじめ、太古(たいこ)の宇美町の様子が目に浮かんでくるような歴史情緒(れきしじょうちょ)たっぷりの空間が広がっています。
お隣の民俗展示室は、明治から昭和にかけての生活用具や農具、さらに当時を象徴(しょうちょう)するおもちゃコーナーまで揃(そろ)う充実(じゅうじつ)ぶり。まるで昔にタイムスリップしたような懐(なつ)かしさが辺りを包み込み、なんとも居心地(いごこち)のよいステキなコーナーでしたよ〜。そして2階の町民ギャラリーは地域の方の文化と芸術の発信の場として提供されたもの。絵画(かいが)や写真・書物など、ジャンルの制限なく新しい作品群が会場を埋(う)め尽くす、まさにいつ来ても楽しめる充実のエリアでした。
そして忘れちゃいけないのが目玉の「勾玉(まがたま)作り体験」。小学校4年生以上を対象(たいしょう)にした、なんと参加無料のプログラム!篠栗(ささぐり)で採れた温石石(おんじゃくいし)という化粧品(けしょうひん)の材料にも使われる手触(てざわ)り滑(なめ)らかな白い石にお好みの勾玉設計図を書いたら、あとは削(けず)るだけというとっても簡単(かんたん)なもの。
職員の高橋愼二(たかはししんじ)さんにご指導(しどう)いただきながらレポーターも見事な勾玉をたった40分程度で完成できました!宇美町の歴史を楽しく学んで、その思いを形にできる、なんとも魅力的(みりょくてき)なスポットでした。みなさんもぜひ!
◆史跡の宝庫「四王寺県民の森」
宇美町、大野城市、太宰府市にまたがる、その大きさ実に約342ヘクタール(東京ドーム70個分以上)という、とんでもない広大さの森林公園「四王寺(しおうじ)県民の森」にやってきました。雄大な大自然にふれる喜(よろこ)びはもちろん、春はヤマツツジ、秋にはコナラ林など、四季折々(しきおりおり)の彩(いろど)りが私たちの目を楽しませてくれます。
明治百年記念事業の一環(いっかん)として整備(せいび)され、昭和51年にオープンしたこちらは、日本最古の山城遺跡(やまじろいせき)をもつことでも知られ、標高(ひょうこう)約400メートルの四王寺山の尾根(おね)に沿(そ)って6.5kmもの土塁(どるい)がめぐっているほか、北側には総延長180mの「百間石垣(ひゃっけんいしがき)」が現在も残っています。
その昔、ここに築(きず)かれた大野城の遺構(いこう)になるんですが、その存在感は今も健在(けんざい)で、お城の実体は無いにもかかわらず、なぜか目をそらせない説得力があるんです!朝鮮半島からの侵攻(しんこう)を食い止める最後の砦(とりで)だったこともあってか、古人の熱き思いが今も残っているのかもしれませんね〜。
このほか園内は貴重(きちょう)な遺跡や遺構の宝庫(ほうこ)で、自然散策(しぜんさんさく)だけでなく、史跡探訪(しせきたんぼう)までできちゃう充実(じゅうじつ)のスポット。また、キャンプ場や野外音楽堂など、大自然のロケーションを活かした施設(しせつ)に加え、子どもたちも熱中必至(ねっちゅうひっし)のアスレチック「こどもの国広場」など遊び所も満載(まんさい)!みなさんも一度この大自然でのびのびしてみませんか?
◆福岡県森林浴100選「昭和の森」
その豊かな自然環境(しぜんかんきょう)から福岡県森林浴100選にも選ばれた「昭和の森」。まさに宇美町のオアシスとも言える水と緑の癒(いや)し系スポットです。三郡山(さんぐんやま)のふもと、標高(ひょうこう)300メートルの斜面(しゃめん)に広がる大自然の景観(けいかん)は見事の一言で、それを活かしたテントサイトやバンガローなども大人気!
春から初夏にかけてはサクラやツツジ、シャクナゲ、アジサイなど。秋は紅葉(もみじ)、冬は椿(つばき)といった四季折々(しきおりおり)の見所も豊富(ほうふ)で、きっと来るたびに新鮮(しんせん)な発見が待っているはずですよ!特に夏場は、この公園の"涼(りょう)"の魅力(みりょく)が発揮(はっき)される季節。園内を流れる小川や、岩に囲まれたアスレチックな水場なども、いつも子どもたちのはしゃぐ声が絶(た)えないおすすめポイントですヨ。
そして、要注目なのが三郡山の標高724メートルに位置する難所ヶ滝(なんしょがたき)。 1月下旬〜2月下旬にかけてなんと滝そのものが凍(こお)ってしまうんだとか!この高さ20メートルの見事な大ツララ目当てに登山する人も少なくないそうですよ〜。大自然の芸術の前には、どんな名画も霞(かす)んでしまうといったところでしょうか(笑)ともあれ、宇美町の自然が彩(いろど)る安らぎのスポットとして「昭和の森」は自信を持っておすすめできますよ〜。みなさんもぜひ!
レポートdate:2006.10.15
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