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◆おくんちで盛り上がる「北野天満宮」
久留米市北野町の「北野天満宮(きたのてんまんぐう)」にやってきました。こちらは天喜2年(てんき2年:1054年)に創建(そうけん)された歴史あるお宮で、京都の北野天満宮からの分霊(ぶんれい)として学問の神様:菅原道真公(すがわらのみちざねこう)をお祀(まつ)りしていることで知られているそうな。
約400年前に作られたという石造りの鳥居(県の重要文化財)をくぐると、視界の左右には、樹齢(じゅれい)900年のご神木(しんぼく)を含(ふく)む見事な大楠(おおくす)が対になってそびえ立ち、その中央、華(はな)やかな朱色に塗(ぬ)られた楼門(ろうもん)・玉垣は何とも晴れ晴れしい印象(いんしょう)です!
境内(けいだい)奥に構える本殿(ほんでん)には、かつて京都から太宰府、そして北野町へと流された菅原道真公におとずれた窮地(きゅうち)を身を挺(てい)して救ったとされる"河童(かっぱ)の手"が社宝として安置(あんち)されているとか。残念ながら見ることはできませんが、そのエピソードを想像するだけでも楽しい物語が目に浮かんできます!
また、毎年10月の第3日曜日には"北野くんち"なるお祭りも催(もよお)され、境内から下宮までの1.6kmの参道を往復する御神輿(おみこし)や稚児(ちご)行列、大名行列など見たさに、いつもたくさんの参拝者(さんぱいしゃ)でにぎわうんだそうな。こちらも見逃せませんね!
◆絶好の花火スポット「赤司八幡宮」
その歴史や道主貫(みちぬしのむち:天照大神[あまてらすおおみかみ]の御子神[みこがみ])が筑後川中流域の河北の地に降(お)りたった頃までさかのぼると言われる久留米市北野町の「赤司八幡宮(あかじはちまんぐう)」。
現在は史跡(しせき)公園となっている北野町唯一の城跡「赤司城跡(あかじじょうあと)」のすぐお隣(となり)にあるこちらのスポットは、毎年9月15日に開催(かいさい)される奉納(ほうのう)花火大会の絶好のロケーションとしても知られています。
赤司八幡宮の放生会(ほうじょうや)の一環(いっかん)として古くから続くこの花火大会はその歴史ゆうに300年。見所は何といってもその観覧(かんらん)場所が打ち上げポイントからわずか50メートルの地点にあるところ!
規模(きぼ)は2000発ながら、目の前で打ち上げられるド迫力は何物にも代えがたい魅力(みりょく)!神話時代の歴史情緒(れきしじょうちょ)に浸(ひた)りながら、これまた歴史深い奉納花火を満喫(まんきつ)する。何とも乙(おつ)なものです!
◆北野町の太古の歴史発見!!塚島古墳
久留米市北野町にある塚島天満宮(つかじまてんまんぐう)の境内(けいだい)には謎の巨大な石がゴロンと横たわっています。実はこれ、"支石墓(しせきぼ)"と呼ばれる朝鮮半島から稲作とともに伝わった埋葬法(まいそうほう)に使われる天井石(てんじょうせき)。
そのあまりの大きさから、現在の北野町周辺で勢力(せいりょく)を持っていた豪族(ごうぞく)のお墓(はか)ではないかと考えられています。天井石という名前からも分かるように、これ自体がお墓なのではなく、その下に長さ8メートルの横穴式石室があるそうなんですが、その石の重さゆえに、のけて中を見ることは叶(かな)いません(笑)
調査の結果では、約2100年前、つまり紀元前に作られた可能性が高いということまで分かっているとか。太古の時代も、ここ北野町で歴史物語が繰り広げられたのかと思うと、何とも歴史情緒(れきしじょうちょ)のあるスポットに感じました!
◆未だ謎の多い石碑「良積石」
久留米市北野町の田園風景(でんえんふうけい)の真っ只中にたたずむ町内最古の石碑(せきひ)「良積石(よしづみいし)」。元慶7年(882年)、筑後国司(ちくごこくし)である都朝臣御酉(みやこのあそんみとり)が何者かに暗殺(さんさつ)されるという事件が起こったそうな。
その舞台(ぶたい)となったこの地で、犯人逮捕(はんにんたいほ)の任務(にんむ)に当たった藤原良積(ふじわらのよしづみ)のお墓(はか)であることからこの名前が付いたと言われています。しかし、石碑(せきひ)に刻(きざ)まれた年号は貞和5年(じょうわ5年:1339年)とあり、時代背景がずれてしまうため、未(いま)だ謎(なぞ)の多い史跡(しせき)として知られているそうな。
この石碑を囲む横長の砂地は、かつての遺構(いこう)を埋(う)め立てたもので、現在は良積遺跡公園となり、地域のいこいの場としても親(した)しまれています。
◆水と緑の公園「コスモスパーク北野」
毎年10月期にはおよそ4kmに渡(わた)って約50万本のコスモスが咲(さ)き誇(ほこ)る久留米市北野町のコスモス街道(かいどう)。そのすぐそばに広がる自然公園「コスモスパーク北野」にやってきました。こちらは、北野町の一大イベント"コスモスフェスティバル"の会場としても知られる敷地(しきち)2.5ヘクタールの広大なスポット。
陣内川(じんないがわ)沿いという立地を生かし、園内には水遊びのできる「かっぱの泉」や人工清流「せせらぎ」などもあり、親水(しんすい)公園としても要注目です。また、豊富(ほうふ)なアスレチック遊具(ゆうぐ)に広々とした芝生(しばふ)が気持ちいい多目的広場は、家族連れのピクニックにもってこい!
落ち着いた雰囲気(ふんいき)のふれあい広場では、犬のさんぽやジョギング、読書などもゆったりと心気ままに楽しめますヨ。おすすめはもちろんコスモスの見頃10月ですが、この広々とした水と緑の自然風景はいつ訪(おとず)れても心癒(こころいや)される、まさに憩(いこ)いスポットと言えましょう!
レポートdate:2006.11.3
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